上杉謙信ストーリー(あらすじ)
紹介♪
『俺は戦に生きて、
死ぬ。
女に構う暇などない。』
イケメン戦国 謙信ストーリー(あらすじ)
女嫌いの軍神には、
哀しい過去があった。
彼の病んだ恋情に囚われ、
牢獄の中で運命は
熟していく――
「俺がなぜ、
戦の才気に恵まれて
生まれてきたのかがわかった。
お前をこの世のすべてから
守るためだ」
繰り返される悲劇に
純粋な愛が打ち勝つ時……
痛いほどの幸せに
ふたりで包まれる。
浪人に絡まれた私を助けてくれた
のは、女嫌いの敵将だった――
「自覚しろ、
お前の命は儚い」
「戦乱に抗うすべを持たぬ
女という生き物は、
この乱世では
たやすく散っていく」
凍てつく瞳に隠された
哀しみの片鱗。
いつしか心を惹きつけられて……
「……謙信様って一見冷たい
気がするけど、どこか優しくて
義理堅い方ですよね」
「つまらなぬ戯言を、
言ってくれる」
少しずつ謙信の素顔を
知っていく。
織田軍の世話役だという私の
素性を明かせないまま。
再びめぐり合ったのは
苛烈な戦場。
「果たして奴らを何人殺せば、
佐助の命の償いになるか」
(謙信様は強いのに、
どこか危うい)
(この人を……
私は放っておけない)
均衡を失った心に寄り添い、
火花のように弾け合ったのは……
知らない感情だった。
けれど、真実は残酷にも
突きつけられる。
「お前と石田三成、
いや――織田軍は
どういう関係だ」
引き裂かれた無自覚の想いは
すれ違い、互いを傷つけ――
謙信の手によって飾られた、
贅を尽くした牢獄に囚われる。
「私が他の人に見られると、
謙信様にとって何か不都合が
あるってことですか……?」
「知らん。
ただ想像すると、
これ以上ないほど不愉快な
心地になる」
牢獄の中で熟していく、
危ういふたりの熱。
そして――
「謙信は過去の
ある出来事が理由で、
頑なに女を遠ざけてる」
謙信を蝕む哀しい過去が、
次第に明らかになっていく。
「やわな抵抗だ。
哀れだな。」
「お前をどこかに
逃がす気はない。
これからも、永遠に」
病んだ恋情に牙をむかれながら、
どうしようもなく
互いを求めて――
「お前を閉じ込めて
自分のものにしたいと
思うくらには…」
「こうして理性の歯止めが
利かなくなるくらいには、
恋情に溺れている」
不穏な幸福の中、
生きもできないほどに
愛に惑わされる。
(時間をかけて、
謙信様の傷を癒やしていきたい)
迷いながら寄り添って生きていく
ことを誓うけれど、
それはあまりに儚い関係だった…
「二度と逢えなくても良い、
二度と触れられなくても良い」
「代わりに俺は……
お前のために生きて、死ぬ」
壊れかけた心を救うのは、
あの日のふたりの約束。
「謙信様がつらい時は、
こうして私が何度でも
抱きしめます」
「お前がそばにいる限り、
俺はひとりで怖れを抱かずに
いられる」
だから、あなたを愛しにいく。
そこが、たとえ
この世の果てでも――
「愛している……
お前がいなければ、
息ができないほどに」
信じる心が過去を塗り替え、
まだ見ぬ未来を作っていく。
誰よりも強くて優しい、
あなたの腕に抱かれて-…
今日はイケメン戦国上杉謙信の誕生日。皆様からご希望のありました黒Tです!おめでとうございます!素敵な1日を(*^_^*) #上杉謙信誕生祭 pic.twitter.com/arM0UANgim
— 山田シロ (@yamashiro_k) 2017年2月17日